必要??

縦に読むとこあり

僕はフェンスの外に立っていた。

ただ、思ったのだ。
すきな人に必要とされていないとしたら
けど、そんなの疑心暗鬼
てっとりばやく、確かめるにはこうすればよかったんだ



僕は、目の前にいる奴に、手をかけられていた。

なんで泣いてるんだろう、なんでそんな悲しそうな顔するんだろう…。

それはいう、僕のいる意味はなんだ、と

僕のいる意味なんてあるわけがない、そう答えた

するとそれは、ならいらないよね、と言って、手に力を込められた。

目の前のそれはまた言った、

「君は、誰からも望まれないのに存在しようとするの?」

なんでだろうね、僕は、望まれていないのなんて知ってる。いなくてもいても変わらないんだ。

「いいでしょ、だったら、xしても?」

僕は自分勝手だ、怖いから逃げる、そう、死ぬのが怖いから生きているだけなんだ。

必要とされていないのがわかるのが嫌だから変わるの嫌なんだ。

どれだけ自分勝手だと言われても、それはゆういつの存在意義だと思ってた。

こんな自分勝手だから…。

僕は、それを抱きしめた。僕は受け入れようとしていなかった。

「ごめんね、」

その一言だけが、口から出る。それは、僕のせいだった。僕が、僕が僕の存在を

拒絶したから、それは、出てきたんだ。


消える体に、頬を寄せる。それは、とてもつめたくて、暖かかった。

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あと少し早く会えてたら
立派になる僕を見せてあげられたかもね
が、もうすでにおそかったんだ
とりあえず
うえでまってる

「バイバイ」

僕は、フェンスから飛び降りた。

必要??

読んでくれた人本当にすごいです
ちなみ、死んじゃったのか、そうじゃないかは自由ですww

必要??

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-09-10

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