cycle

泣きじゃくって
ぼろぼろの朝だけど
いいことあるかも知れない
希望はまだ捨てない
だから前を向こう

愚痴や相談をして
神より仲間に頻繁に
救われてる気がする
僕も何処かの誰かの
そんな人になれるかな

桜は雨に降られて
どうやらいつもより
色が褪せているけど
春はまだ終わってない
一憂しながら行こう

卒業式が近づくほど
勉強は人生論だと気付く
あいつは大してそんなに
悪くない奴だったと気付く

時間に追われながらも
景色を追い越してみる
君を追い駆けるみる
息切れしながら進もう

背が伸びるに連れて
見えるものが増えた
世界は鮮やかに見えた
生き急ぎながら転んで
現実の中で夢を咲かせよう

日々の繰り返しの中で
何をこの世に残せるだろう
なんて考えては忘れていく
僕以外の誰かが覚えていてくれるよう
死んでは生きるを繰り返していく

cycle

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  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-02-15

Copyrighted
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