爆ぜていきたい

 有り得べからざる誤謬というものが有り得ないのと同じように
 有り得べからざる成功というものもまた有り得ないのだとするのなら
 私は生き返った小魚のように息を吹き返し
 朝は太陽のように大地を照らし
 夜は月のように人々の心を照らし
 最期は堕ちていく天使のように爆ぜていきたい

爆ぜていきたい

爆ぜていきたい

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-02-11

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