「あれから」の地
「今日」が
また 火を灯し、残った
また 「今日」を落とし、重ねた
「あれから」が 息づいて
「あれから」の地が この息のまま 長く、実を降らす
花よりも
一粒だけの種
土くれた 種子になりたい
光が
いつかの日の地上なら
街が
おまえのいた 季節の足踏みなら。
「あれから」の地
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