「いンビじブる。」 第2章

「いンビじブる。」第二章突入です!

・・・・・・・・。

ここどこだ・・・?
あれ?佐久夜は?
「お。起きたか、拓斗。」
起きたかって・・・。ここどこだよ。
「拓斗んちの前じゃないか?。」
あ。確かにここは、俺んちの前だ。でも、なんで?
「なんでって、「いンビじブる。」に登録したからだろ。」
あぁ、そっか。そうだったっけ。
「でも、これからどうすっか?」
そうだな・・・。う~ん。
「お二人とも起きましたか。」
ん?この声・・・。
「これから、生贄となった「恵徒」君を助けに行ってもらいます。」
え~。マジかよ。めんどくせー。
「今からお二人には、「デビル・ゴット」に向かってもらいます。」
です・ごっと?
「そうです。その名の通り、「悪魔と神」です。まぁ、名前の由来は行ってみればわかるでしょう。では。」
では。って、おい・・・、ちょっと・・・・。
「あぁ~あ、いっちまったよ。」
・・・。まぁ、いっか。
「あと一つ。」
うわ!また現れたよ!
「お二人は「透明人間」なので、物を触ることができません。」
は?触れないだと?
「はい。ですが、頭の中に「デビル・ゴット」へと続く地図が記憶されています。ですのでご安心を。では。」
また居なくなったよ。
「しょうがない。俺達もそろそろ行くか。」
そうだな。それしかないか。

でも。今思えば不思議だなー。ゲームが実際の物になるなんて。こんな経験初めてだ。
「おい。あれ・・・。」
あ。俺がいつも行ってる温泉だ。
ん?温泉・・・。
「拓斗・・・。俺達・・・、見えてないんだよな。」
・・・。そうだ、見えてないんだ・・・。
そう。まぎれもなく、俺達は今、「男」ではなく、「女」に向かっている。
「まぁ・・・。お約束の展開だよな・・・。」
だな。
「・・・、行くか!!!」
・・・おう!!!

というわけで、来ちゃいました。「女風呂」。
やばい。俺いっつも「二次元」だけど「リアル」はちょっと・・・。
「おい。あれ・・・。」
また同じセリフかよ。
「いや、そうじゃなくて、あいつ・・。」
あいつ?あ。本当だ。あの人、服着てキョロキョロしてる。
「あいつ、優香じゃんかよ!」
「マジかよ!」
優香は、俺のクラスの友人。幼なじみだ。頭もいいし、少し、かわい・・・くわない。でも、なんでこんなとこに?
「お~い。優香~。」
おい!佐久夜、呼ぶなよ!
「・・・ん?あれ?拓斗、佐久夜、やっほ~!」
優香も普通に接するな!バカかよ本当に・・・。
「なんで二人がここにいるの?」
いるのって、こっちが聞きたいよ。
「あぁ、私は「いンビじブる。」に登録したら・・・。」
えぇぇ!!!お前もか!
「お前もか!って、二人も登録したの?」
うん。そうなんだよ。
「そっか~。じゃあ、ここから団体行動だね!」
そうだな。よし、そうしよう!
「おぉ?拓斗嬉しそうだな。優香が一緒だからか?」
バ・・・バカ!そんなんじゃねーよ!
「まぁいい。じゃあ、チーム結成だな!」1


こうして三人は「デビル・ゴット」に向かうことにした。

END

「いンビじブる。」 第2章

3人は「デビル・ゴット」に行けるのか!?

「いンビじブる。」 第2章

第3章がんばります!

  • 小説
  • 掌編
  • 冒険
  • アクション
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-09-09

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