片親

気がついた時には

どちらかが、面倒を見てくれていた

二人ともいない時期もあった

それでも、寂しいと感じなかった

悪い事をしても、叱られたことは1度もない

どうしてそうしたのか、その事がなぜいけないことなのか、共に考え修正の方法を模索してくれた

二人は、もう40歳を過ぎたらしい

それでもなお、資格試験やプレゼンに積極的に挑戦し、明るく、アクティブに生活している

1日の終わりに二人から別々に連絡が入る

報告を聞くたび

二人は、明日死んでもいいと思える今日を生きてると感じる

それが、私の両親

片親

片親

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-01-19

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