クリスマス

千歳

 もうすぐたのしいクリスマス。
ゆうとくんはツリーをかざるママのおてつだいをしながら
サンタさんはほんとにいるのかな?
サンタさんのくにってどんなかな?
あってみたいなとおもいました。
「ゆうとくん、サンタさんにどんなプレゼントをおねがいするの?」
ママがききました。
ゆうとくんはおもちゃもほしいけど、サンタさんといっしょそりにのって
おともだちにプレゼントをくばりたいなとおもいました。
そこで
ゆうとくんはサンタさんにおてがみをかきました。
   サンタさんへ
    そりにのっていっしょにプレゼントをくばりたいです。

 まちにまったクリスマスのよる
ゆうとくんがおいしいケーキをたべていると
まどのそとをみてパパがいいました。
「ゆきがふってきたよ。」
ゆうとくんは胸がドキドキしました。
ほんとくにサンタさんにあえるようなきがしたからです。

 ゆうとくんはベッドにはいるまえにまどのそとをみてみました。
いつのまにかゆきがやんでしろいおつきさまがかがやいています。
あのつきのむこうからサンタさんのそりがやってくるんだ。

 「ゆうとくん、ゆうとくん。」
だれかがよんでいます。
「あっ!サンタさんだ。」
ゆうとくんはめをさましました。
えほんでみたとおりあかいふくをきた、しろいおひげのサンタさんがにこにこわらっています。
「ゆうとくん、おてがみをよんだよ。
ゆうとくんがてつだってくれたら、わしもたすかるよ。
これから、せかいじゅうのおともだちにプレゼントをとどけるからね。
さぁ、いっしょにでかけよう。」
さんたさんとゆうとくんはそりにのりました。
ぎんいろにかがやくうつくしいそりです。
6とうのとなかいがしずかにはしりはじめると
そりはあおいよぞらにのぼっていきます。
シャンシャンとすずをならしながら。

 「さんたさん、さいしょはしょうたくんのおうちにいきたいな。」
しょうたくんはベッドのよこに
くつしたをかけて
すやすやとねむっていました。
ばらいろのほっぺがかわいいな。
ゆうとくんはそっとくつしたのなかにプレゼントをいれました。
つぎはれいかちゃんとふみやくんです。
ゆうとくんはおともだちみんなにプレゼントをくばりました。
「さて、こんどはアメリカのおともだちのいえにいくよ。」
さんたさんはそういうと
トナカイはすばらしいスピードではしりはじめました。
ほしがどんどんとんでいきます。
くももどんどんながれていきます。

「つぎはアフリカとヨーロッパだよ。」
うみをこえ、もりをこえ、
みずうみやさぱくをとおり
おおきなまちも、ちいさなまちもすぎて
そりはすずをならしながらはしります。

こうして、せかいのおともだちにプレゼントをくばって
やっと、とうきょうのゆうとくんのいえにかえってきました。
「ゆうとくん、きょうはおてつだいありがとう。
これはゆうとくんへのプレゼントだよ。」
「サンタさん、ありがとう。とってもたのしかったよ。
らいねんもきっときてね。」
「もちろんだよ。」
「サンタさん、さようなら。」
「ゆうとくん、さようなら。」
サンタさんはやさしくほほえみながら
そりにのりました。
そして、きらきらとほしのふるふかいふかいそらのなか
だんだんちいさくなってきえていきました。

クリスマス

クリスマス

お子さんと楽しむながら、読めるようなお話にしてみました。 是非読み聞かせるようなふうにしてください。

  • 小説
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  • ファンタジー
  • 幼児向け
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