僕の誓い

区切り目とか何かにつけて
やってやると僕は誓うけど
やっぱ三日きりでやってない
これじゃ駄目だって
はやく変わらなきゃって
あんなに思ってたくせにさ

他人の真似してみると
あたかも僕が凄いように見えるけど
本当は何も変わってない
いつか誰か一人にでも
褒められるような
人間になれるのかな

時計が秒針を一つ二つと
刻む度 僕の命削られていく
トラウマを抱えた過去を
忘れないように 僕は今をおろそかにしていく

元気とかモチベーションがあれば
何でも出来ると僕は気付くけど
食欲もメンタルもそんなにない
疲れを引きずらないって
少し早めに両目を瞑って
虹色で叶えたい夢を描くのさ

他人が馬鹿していると
ストレスを皆が忘れて笑えるけど
本人は何も笑ってない
人の話など耳にしたくても
見て見ぬふりをして
ピエロになりたいのかな

自分がしたいことを一つ二つと
遂げる度 僕の人生削られていく
問題を抱えた現実を
目の当たりにしないように 君は寿命を延ばしていく

期待を裏切って
美しく凛と咲いた花を踏み潰して
愛が与えてくれた幸せを兼ね備えて
生きていくと僕は誓うんだ
涙が流した切なさを悟って
大きく燦々と青い空を見上げて
出会った全ての万物を見捨てて
死んでいくと僕は誓うんだ

僕の誓い

僕の誓い

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-01-04

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