燃え!いこーぜ! 19 ひと片の幸
さすが~ニッポン! 流石~彼の国!
問題ってさー、放っておいても向こうから、いつもいつも、勝手に断りも無くやって来るんだよなー・・・・、失礼だよ!
問題はこっちの方。
ここ住民らは貧窮著しかった、この貧しい生活を蔑視しがちなイングランド人達の存在であった。
人を差別した時、顔を鏡で見ろ! きっと自分を差別したくなってるツラ!サンタさんも絶対、云うね。
本国からやって来て強引に半ば植民地化していた。
植民地はいけねえ、奴隷視禁止!国連制裁決議ケッテイですね。
彼らの子供達のうち、なかには、同じ年頃のガキ共がスコットランド人の子供たちに対し、日常的に行う偏見・差別は稀どころの悪騒ぎではなかった。牛のウンチを玄関先に投げ入れとわ。
どこからか石が飛ぶ、こんなことも日常茶飯事、家の壁にバカと悪戯書きをする、等々が繰り返し起きていた。通報してやればいい。警察もイングランド族とグルだからなあ。
この二つを除けば、アンディは、日々の暮らしはハッピィーであった。
「リベンジーだ!仕返しだ!」といきどおることも度々あったアンディ。
しかし、どうすることもできなかった。
この二つの逆境には時代的背景があったからです。
いにしえからのどうしようもない因縁は、個々個人がいくら頑張っても取り除いてしまうおう!という力さえ湧かない、気力さえへも、つながり失せる。
彼の有名な森鴎外らは「定めと諦めずに、何事も、運命は切り拓くもの」との趣意を主張した作品があることに気付く者も多いと思う。
が、並大抵な努力で切り拓き成功にいたるのものではけっしてない。
けどけど、たとえ数パの可能性でもあるかぎり、切り拓くべし。女神さんも、きっと、うん!うん!とうなずくはず。
長々長年と塾講師をひたすら何十年もしつづけた末、ついに39歳で東大大学院医学系研究科医学部、長いね、に受かった人を中学の時に習った先生の1人にいたことを証言す。頭が下げる。それ以上に驚く、その強靭な意思力には唯々脱帽。普段は穏やかにっこりな人だけに、いったいどこからそんなパワーが?いつもノリ弁好きな人に。
驚きはここにも。
この切り拓くべしとしたスピリッツはスコットランドおいても闊達に活かされ、コンニチ尚脈々と火は灯ったまま。
スコットランドはイングランドとの間で、お互いに傷つけ合ったり殺し合ったりの軍事的衝突が、実に長い年月にわたり頻発した歴史上の因縁関係にあった。
スコットランドは、ときには対イングランドからの防衛・攻略上の必要性からフランスと組んで対抗したことも何度あったことか。
このことが皮肉にも、フランスなどヨーロッパ列強との同盟関係や交易を促進したという側面を見逃すことはできない。
反作用の効果としてもう一つ、当時のスコットランドに対する周辺国による判官贔屓をあおる結果、人口増加と経済成長をもたらとするこの面は長きにわたる争いに負う点も少なからずあったという奇妙な事実、実に反作用とは予期せぬことです。
日本ではせいぜい渡来人であるであるが、朝鮮や中国からの者たちによって特に九州や関西地方辺りに、極々若干の人口増があったにすぎない。スコットランドの、その比どころの数ではない。
かたやイングランドは、後にイギリスと名乗るようになるが、数カ国からなる連合国家を、自らの国力すなわち武力制圧を以って樹立する。
いわゆる覇権主義国家の始まりである、政策か策略的である。今云うならどこの国に当てはまるか。
イギリス国旗は、侵略したり植民地、侵攻を繰り返し、半ば強奪した国々の国旗をすべて、一方的にひとつに集約したものとしての形をなしている。
スコットランド国旗は、青地に白色×印である。
イングランド自体は元は、白地に赤クロス(十字架)である。
アイルランドは、白地に赤色×印である。
今日のユニオンフラッグを見てみれば一目瞭然。それらすべてを勝手に重なり合わせたデザイン国旗となってるではないか。日本は〇一つで良かったですね。
〇一つ良いじゃんか。太陽を崇拝する民族、世界中に居るなか、これをシンプルに唯一つ大きく。太陽のごとく、燃えいこーぜ!
何に向かって?
愛だろ ・・・・・
燃え!いこーぜ! 19 ひと片の幸