短編集02

立夏 華灯

  1. 二人ぼっち
  2. ちょっとずつ
  3. +++++

一つの短編集は短いながらも終わりを告げました
次に来る短編は何を紡ぐのでしょうか?

句読点を打つのは苦手なようです
見るに堪えないものだとは思いますが 読んでいただけると幸いです

二人ぼっち

いつだって 一人ぼっちで居ようね
いつだって 二人ぼっちで居ようね

足りなくなったものを求める様に
一つを手にして そして
声を張り上げた

いつの日も 二人ぼっちで居ようね
大丈夫 誰が何と言おうと 私達は一人じゃ無い

手にあるものを放さない様に
強く握って そして
目を見開いた

いつの日だって二人ぼっちだったね
大丈夫 今だって最後まで二人ぼっちだから

手にあるものは永遠に消えないと信じた
強く放さず放されず ずっと

今日の天気は雨の様だ

ちょっとずつ

私は一人そこにいる
過去にあった後悔を
今はしないのだと自由に生きて
"笑って"

もう私を縛る人はいない
もう自分を縛る必要はない

いつがいい?
私が私として居ようとしようと
きっと私はそうはあれない

どうすればいい?
ほらまた望まない事が起こるぐらいには
事は嫌に進むだけだから

あなたは私が好き?
それは嬉しいねなんて
望むものは貰えないのだと知って

私は不安定な足場のまま
バランスの取れないまま

今だって見えない暗闇の中
いや きっと目を瞑っているだけだけれど
前に進むフリをする

ちょっとずつ私は進んでいる

誰かが 私が 私を助ける日まで

+++++

私の話を聞いてはくれないかい

いつの日か私は
誰の顔も見えなくなった

ただ一人話が出来た人だってほら
迷惑はかけられないだろう?

そうやって作った虚像の友人何十人と
本当の友人だった数人と

どうしたらいいのかわからない私を
助けるのもまた私自身

嗚呼でも吐き出せないってこういう事なのか

これを知ったら尚の事
私は私のために生きなければいけないね
『なぁ、そうだろう?』

短編集02

短編集02

小さな短編集 飽きるまでずっと続きます

  • 小説
  • 掌編
  • 青年向け
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