【短歌】黙
ゆっくりと歩く速さで死んでゆく今日もSuicaを改札にあて
名も顔も知らぬどこかの君のためデパ地下でケーキ買ってきて食う
おじさんの襟が汚れたワイシャツをクリーニングするぼくフリーターです(35歳)
スーパーの明かりに居場所を奪われた街路灯がぼくだけ照らす
暗闇に灯る光はピンク色ひとつになって君想い咲く
「人類は君を除いて滅ぼしました」涙を流すふりをしました
【短歌】黙
ゆっくりと歩く速さで死んでゆく今日もSuicaを改札にあて
名も顔も知らぬどこかの君のためデパ地下でケーキ買ってきて食う
おじさんの襟が汚れたワイシャツをクリーニングするぼくフリーターです(35歳)
スーパーの明かりに居場所を奪われた街路灯がぼくだけ照らす
暗闇に灯る光はピンク色ひとつになって君想い咲く
「人類は君を除いて滅ぼしました」涙を流すふりをしました
【短歌】黙