宿命2
今日のランボー風の詩の続きです。
この呪いはいずれやって来る
この俺を滅ぼしに、この俺を捉えに
それにしても俺の星は悪い
まるで悪夢だ北極の天体は
俺を凝視する、この俺の運命が
呪われたものなら
俺はそれを滅ぼそう、俺以外の犠牲者が
出ないように
ああ、それにしても黒いシチリアが
俺を待っている
暗黒大陸が、黒いダリアが・・・
俺は暑いうなだるような夢にうなされている
どうしてだ妖精よ、一度は俺を救ってくれた
あなたが、なぜに俺を放置する
「あなたは悪運が強い、いずれは
太陽神を超えましょう。あなたの呪いは
いずれ解けます。みんな、あなたを心配していますから」
ああ妖精よ、君たちに、もう一度会えるなら・・・・
俺は罪をつぐなおう、いずれまた、暖かい季節もやってくる
星のめぐりは暖かい、この星は、この太陽は、この俺は
なぜあるのだろう?
宿命2