Blind Layer

Ah Blind Layer

日常と繰り返しによって生まれるLegend
全ての音はその中に含む

雷雨を待つ果報者

古びた地図にもう一度ペン入れしていく

ファッキンなBlockerはrun away

事─実は黒いヘドロまみれの中

Just The Copy?─ But Not The Copy?─
擦れた心に問い─かけながら
今はただ目の辿る先を見たい

この世は事前承諾と当たり前でできてる

ビジネス文書には余白が必要─

灯りはどの空にも付くわけじゃないのに
美しく照らすのはいつでも─闇の中

すべてを知ったところで何の意味もない─よ
ほんとに大切なことを忘れてる─
物知り顔で言う誰かは嫌い─

心は最初から何が必要か知ってるのに─
クラウチング・スタートに理由なんていらない─

ワサビのない寿司は子供向け
炭酸の抜けたコーラは砂糖水
嘘の「おもいやり」は甘味料

ほんとの愛を知らないのに
ただ生かされてるなんてゴめんだ

どの柱からも投げかけられるShadow
誰の中にもそれのみ─の風景がある

心はどこかにニジみだすのに
生きてる世界が違うなんて言い訳アリ─?

カレンダーに記された赤丸に
なかなか手が付けられない夏─の夜

墨汁片手に書き捨てる─のは
ソクラテスの汝自身を知れ

ah 滲みるよ

Blind Layer

Blind Layer

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-11-19

Copyrighted
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