狂喜-5-
僕から声をかけた。
だって、彼女と僕はお互いを愛し合っているし、いつまでも彼女にストーカーじみたことをさせているのは、僕の良心が痛む。
それに、彼女が僕を見れば見るほど、僕は彼女を見づらくなる。
それなのに
それなのに彼女は去ってしまった。
照れ屋なのだろうか、鈍感なのだろうか。
どちらにしても、きちんと彼女に向き合わなくてはいけない。
僕は彼女の教室に向かった。
初デートはどこに行こうかとか考えながら
終
狂喜-5-
狂喜を読んで下さりありがとうございました。
また気まぐれで書いていきます。