音羽の恋物語


音羽プロフィール

age16
身長153
体重…言えるかっ!
好みの異性
優しくて、可愛くて、かっこいい人!
みんなに見せてるのと、私の前でのギャップがあるといいな~


私の名前は、望月 音羽。
4月に入学したての高校1年生!

彼氏いない暦、今まですべてだった私に
春が訪れた!…のかな?

私の初カレは、七瀬 竜也。
私にとっては、最高の人…

竜也には言えてないけど
メールで、ふざけて告白して、
本気でじゃないのかとか言われちゃったから
むきになって私が、
一週間で、好きにさせたげるって言ったら
次の日には、竜也から「付き合ってください」って言ってきたから
おふざけだったけど、さすがにまずいって思ったから
ノリで付き合っちゃったんだよね…

でも今は、心のそこから
竜也のこと愛してます!


入学して2ヶ月たった6月
私も、竜也と付き合い始めて
1ヶ月になるところ…
初デートに行ったんだ。

3時に駅前で待ち合わせして
映画を見に行ったよ…
私のニガテなホラー映画。
音と出てくる人たちに驚いてばっかりの私の手を
ずっと握ってくれてたんだ…

優しい彼氏だと…
大切にしてくれてるんだと
思った…


でもね
そのあとの出来事…

夜は、何時まででもオッケーだよって言ってたくせに

あ、家族で食べに行くから帰るわwwって…

竜也は、私のこと好きじゃないの…?


私も、初めはふざけてだった。
でも、今
こんなにも好きになって尽くしているのに
なんで…?

その日から、自分からメールを送らないようにした。
そしたら、竜也からは一通もこない…
もしかして、うっとおしかったのかなと、
マイナスなことを考える。

それから一週間たって
イラッっとしてきた私は
私は、もうあなたのこと好きじゃない

とでもいいたげなメールを送ってしまった。


その三日後…

竜也からメールが来た。

「・・・わがままなこと言ってるのわかってる。
でも、俺たちもう・・・別れよう?
お前も、わかってただろ?」と…

そこまであっさりと…言われると
もぅ付き合うのもいやになったので
私はそれを飲んだ…



私の初カレは
こんな風にして終わった…


end

その日に・・・


その日、私は
竜也とのことをずっと相談していた男子、朱鷺(とき)に
報告をいれた。

「竜也と、別れちゃった・・・」と。

すると、朱鷺から電話がきた。

「だから言ったろ?相手を知らないで付き合うから・・・
お前の傷つく姿、見たくなかったのにな
しかも、別れたとか言われたら、チャンスとか思うじゃん。」

朱鷺が言う

私には、意味がわからなかった

「 わ、私は今回の件で学んだからいいもん!
朱鷺の警告、聞くべきだったけど・・・
これで・・・良か・・・ったんだ・・・よ・・・」

私は、言いながら泣いてしまった。
それが朱鷺にバレないわけもなく、

「お前泣いてんのか?」と、言われてしまい

私は咄嗟に、

「後悔してないし・・・泣いてなんか・・・
でも・・・ごめっ・・・ちょい電話切・・・」

まで言ったところで朱鷺が私の言葉を遮る

「俺なら、お前のこと泣かせないよ・・・
相談受けてるときからずっと、竜也に妬いてた。
竜也だけをひたむきに思うお前を、不覚にも可愛いと思った。
俺のものにしたいって・・・

だから・・・
別れた直後は辛いかもだが、
俺と・・・付き合ってくれ!音羽
お前が、好きだ!お前が・・・音羽が欲しいんだ」

音羽 悩む


朱鷺の告白から数日…

毎日、あの時が蘇る…

『お前が欲しいんだ!』

…私あのとき

ーーーーー

「朱鷺…?私のこと好きだったの?」

「そうだよ。ずっと…ずっと好きだった。
…悪いかよ」

「悪くはないんだけど…////
わ、私…朱鷺のことそんな風に見たことなくて
どうしたらいいのかわからないの…
あの…応え、待っててくれる?」

「分かった」

ーーーーー

あの日、応え出せてないからな…

でも、どうしたらいいんだろう
朱鷺のことは傷付けたくない
かといって、なにも知らないままとかで付き合うのもイヤだ…

私…朱鷺のことどう思ってるんだろう


朱鷺はいつも
竜也のことで相談して、たくさんアドバイスくれたし
優しくしてくれて、時には厳しくて…
でも、少し頑固なところもあって
とにかく二次元大好きだし…
ヤキモチすぐ妬く私が付き合ったら
どうなっちゃうんだろぅ…

私は
朱鷺に、なんて言ったら………

音羽の恋物語

音羽の恋物語

実話じゃないですが、ありそうな話を書いていきたいと思っています。

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-08-30

Copyrighted
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  1. 1
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