分かれ道

嗄鳥鳴夏

それは僕だけの話じゃないんじゃない
だから僕だけに叱る意味はないじゃない
理不尽 先生何もやっていないのに
社会を教えてくれたんだ
声が聞こえる方向くと君が居たさ
つまらない小説を読むような時間に嫌気が差して
ほら失敗を強く願ったんだ

だるい けったるい
真面目に生きてりゃつまらない
誰もがそう思って道から外れた
僕はもうふらふらとして彷徨っている
うるさい 馬鹿じゃない
あたりまえに死んでもいいじゃない
僕は皆が世界が地球が驚くような人間じゃない

根元に君がしがみついているんじゃない
だから人目を気にする必要はないんじゃない
詐欺師 別になりたい訳じゃないさ
少し角度を変えただけだ
周りを見てみろと言う君が居たさ
腐っていた不貞腐れていた世に嫌気が差して
ほら誰一人残らず呪ったんだ

やばい 待ったない
うじうじしていて始まらない
誰もがそうとは思えなくてまた穴に落ちた
その時無くした物も見つからない
むごい将来じゃない
あたりまえに生きても終われない
僕は僕が青ざめる人間になりたい

分かれ道

分かれ道

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-10-23

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