告げ口
君と同じ景色を見たい
思って何もしない僕の馬鹿
見ても振り向かない君の馬鹿
好きだって階段で嘆いても
なんだよって屋上で叫んでも
君には届かない
近くに来ると心臓が高鳴る
その気にさせてどこかに居なくなる
教室の後ろを見るふりして君をみる
友達と笑いあってる君を見る
あの時からずっと落とし穴にはまってる
恋なんかするもんじゃ無いんだ
今しかないってこと分かってる
だけどもし二度と話せなくなるとしたら
何とも思われていない方がいい
そのまま何もこわれないまま
唇を噛み締めて目を閉じて
君想い描くけどこちらを見ない
それは僕が君を見ていないから
ずっとこのままでいいんだ
君と偶然出会っただけなんだ
このまま卒業してもいいんだ
僕はただ君に幸せになってほしかっただけ
そこには僕は要らないんだ
だからもう話しかけないで
近付かないで僕を見ないで
幸せになれ
告げ口