ぐちゃぐちゃになる

ぐちゃぐちゃになる


   



   



   



   



   



秋   ぐちゃぐちゃになる






おまえをどんな好きでもいい

滲んでいる不在


なんども蹴り飛ばした

こんな夕方

遠く 遠く

おまえが微笑む



「好き」が荒んでも

おまえがわかってくれるなら

誰かに咎められても



こんな歌でいいか

笑ってくれ

俺しか知らないところで

十月






生きる

眠くて

しょぼい日々

爆笑の

哀れで

途方もなく   永くて




   



   



   



   



   

ぐちゃぐちゃになる

少し寒くなった。

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ぐちゃぐちゃになる

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-10-14

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