君の瞳を食べさせて?
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君の瞳を食べさせて?という題名ですが、恋愛メインではなく戦闘モノです。
詳しい内容は本文をどうぞ!
先輩と私の瞳。
鳥たちが鳴いては窓をコツコツと叩き、目覚まし時計が鳴り響き、気付けば6:24分の朝。
朝食、着替え、洗顔、歯磨き、お手洗い。
色々しなくてはならないから急がないと遅刻してしまう。そんな事はつゆ知らずの熟睡中な私。
外からとある男子の声。
「戸坂ー!!っじゃなくて、鶏冠頭!!」
私の名字を馬鹿にしつつ、笑っている男子。
幼馴染の花畑だ…と、この声に気付き起き上がると、カーテンを開け私はこう言い放つ。
「鶏冠頭じゃない!!バカにするのやめてよね…!」
でも実際私の寝相の悪さのせいで、鶏冠頭だったりする。と、花畑は顔を赤くしてそっぽを向く。何でだ?と不思議に思っては部屋の内側に戻る。
そして制服に着替えようと、クローゼットをあけ鏡に映り込む私を見ては気が付いた。
「あ……」服がはだけて胸が見えていた。
顔を真っ赤にして花畑に会いづらいな、と。
とりあえず今は服を着替えないとと制服を取り出し、服を脱ぎ捨てた。
着替えが終わるとカバンを肩にかけて自室を出る。「茜、起きたの?早く朝ごはん食べなさい。」
この声は母さんだ。厳しくて怒りやすいから苦手、1方父は写真の中。
幼い頃に死んでしまったらしい。
よく知らない。「朝ご飯今日は間に合わなそうだから要らない」、と苦笑いして母に言うと母はため息をつく。それを無視して私は玄関へと向かい、靴を手に取る。
行ってきますとボソリと呟いては靴を履き、扉を開けて学校へと向かう…予定だったが、玄関先には花畑。さっきので気まづくておはようと言えずに下を向いてしまう。すると花畑が口を開いた。
「あ、あのー…さ、さっきはごめん。
つか見てないから!気にすんなよ…。
いざとなったら俺のも見せるかr((そこに豪快なパンチを腹に入れてしまった。
ごめん、と照れ隠ししては言って倒れ込む花畑に手を差し伸べ、花畑はその手を掴み立ち上がる。
手を繋ぎながら二人は学校へ…。
1方その頃、とある少年が誘拐されていた。
「おい、薬はあるよな?」一人のガタイの良い男性「勿論、無きゃ始まんないしねぇ~?」
ねちっこい喋りでにやりと弧を描く、ひ弱な男性。極端な二人が喋っていた。
少年は口にガムテープ、手には手錠でガタイの良い男性の手首と繋げられていた。
そしてひ弱な男性は少年の首に注射針を突き刺す。少年はガムテープをも突き破る程の大量の血を口から出す、一人は手錠を取り一人は先に逃げ出した。
少年は二人の方を向きこう言い放つ。
「瞳を食べさせて?」
ひ弱な男性は
「あっ…はは…ははは!成功したぜ、なァ!?」
ガタイの良い男性は
「やったな、けどよぉ、さよならみたい…だ…」
その瞬間、ぐしゃりと潰れた音と共に男性は死ぬ。ひ弱な男性も。
そして、腐敗しない内に瞳を…食べる少年。
君の瞳を食べさせて?