夢の影
今も昔も変わらないで夢を見てる
僕の上には誰にでも美しく
見える平等な青空がある
いつの間に疲れきっている顔をした
僕らは未来も過去も描かないで今を描く
色鮮やかな景色に見とれてるうちに
また定期テストが終わって長期休暇に入る
僕って一体何なんなんだって自問自答して
目をつぶって夢の影でお休みさ
もう少し余裕が出来たら
またあの日みたいに有意義に君に夢を語りたい
大人になって自由になれたら
そしたらきっとそこには成長した僕が居るから
久しぶりに街で自転車を漕いだ
僕の頭にはお気に入りの曲が
川のように流れていた
延々と続く旅路に嫌気が差してきた
僕らは目の前の快楽に溺れて目的地を見失う
大人達が青春を謳歌した時代より
情報が発達した面倒くさい時代に生きている
僕が桜を待ちわびるのは馬鹿馬鹿しいか
嗚呼信号はずっと赤のままさ
現実を受け止めた上で
足掻いてもがいて幸せな日々を手に入れたい
大人になって自由に慣れたら
そうしたらきっとそこには夢を見てる僕が居るから
時にはきっと清々しい風が僕に吹くから
夢の影