切ない 切ない おまえ 切ない
いてくれさえすれば
じっと身体に入ってくる日々 おまえ泣く朝
切ない 切ない
おまえ 切ない
おまえなら死ぬまで切なくていい
とぼとぼだって 歩いているからな
どんな時間も歩く路の花
キャラメルほど愛しくてちっぽけで優しい
ありがとうな
糧を積む
いつかたたずむ
それは広い公園の色彩
それまでは
きっと流れる
歌が浮かばない夜さえも 想っている
かまうものか 歌がなんだ おまえだから
たどるのは二人さ
行く手 霧が解ける
命の灯を聞いていてくれ
切ない 切ない おまえ 切ない
故人をテーマにした作品では、生前に書いた最後の作品。
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