さびしい男(未完)

・・・・・・

その男の最期はさびしかった
彼は一人ぼっちだった
彼は一人きりだった
彼は誰からも愛されなかった
最期に彼が思ったのは、
失われた女のことだった

彼は泣いていた・・・・・夢の中で一人きっりで・・・・・・
「俺はお前を愛していた・・・・・なのにお前は逝くとういうのか?」
「ええ、行くわ。だってもうあなたに会えないのだから」
「そうか」
そう言って男は寂しく笑った。そうして死んでいった。彼も彼女も仲間たちも・・・

さびしい男(未完)

さびしい男(未完)

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-09-07

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