藤里 圭

かなしいね

白くて白くて叶わない

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心は満ちたのに

願いは叶わない

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何も無くなって

傷すら曖昧になる

溶け出したのは

私の血液に溶け出したのは

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あの日に預けたものは

思い出、願い、情熱?

(熱風のような希望がありました)

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返ってきませんでした

無一文、それは優しい響きでした

戻しましょう

なるべく、私が構成された瞬間に

限りなく近いところまで

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私はどこから来たのでしょう

振り返れば懐かしい道

でもよそよそしい道

頼りない

私の生は頼りない

ただ まどろむ

白に浸食される

存在の曖昧さは

最期の優しさ

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-08-30

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