壊れた心の隙間から
原液垂れてしまって
少しばかり青すぎて
その扱いきれなさに

自分勝手な置いてきぼりに
自分勝手に無いと嘆いて
自分勝手に投げ捨てる

僕は勝手に滑稽に枯渇し続ける


    雨


はがれきれない表皮の付いた物語に
沿った心の大きさに

僕はひれ伏すことしかできない

闇から生まれる肯定に

僕は砂漠に降る雨を仰ぎ見ながら
疲れた心を脱力させる


雨が降ってる

ゆっくり歩いていいって言ってる


でも

雨は降ってる
雨は降ってる

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-08-27

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