セキセイのスパングルとはちわれ猫の南京豆
セキセイインコと置物の猫の緊張感あふれる初対面
雨の日の出来事
後ろを振り返る。
と、奴がいる。
「・・・猫?」
こんな近距離で、猫に遭遇するとは
この1年半のというもの考えても見なかった。
これが、猫という者か。
ちっちゃいな。
なんとなく仲良くなれそうな気がする。
「こんにちは」
返事はなかった。気のせいかな?
「こんにちは!」
動かない。耳の当たりをつついてみる。
動かない。置物だ。
なんとなく、仲良くなれそうな気がする。
ねえ。君、その手でこの猫持ってさ、
ちょっと追っかけっこしてみる?
セキセイのスパングルとはちわれ猫の南京豆
あれ、人形か!と判った後でも想像力の豊かなセキセイインコのスパングルは、ちょっと話しかけてみたりするのでした。