Aurora -eDF-

黒く澄んだ空の夜に見る光り輝くフレーム
成熟期の未来が迎えた穏やかな夜空
テクノロジが精密に絡まりあい
オーロラの背景が一つの時代─の有─終の美を示していた
どんな偶像(アイコン)もきらめいていた

垢抜けた銀に輝く火狐─が跳ねる
幾重もの波が未来を織りはじめていた
飛ぶ鳥を見上げ─ながら軽やかに波乗りする
繋がる、繋がる、世界とつながっていく……
─ありのままの生を秘密の言葉にして

Lightbox CCD Dr. GCD Trans.scan VOIS-Ruled
GCD：チップは交互に起こされて寝かされるらしい

どこまでも暗い─その宙の向こうに手を伸ばしたく─なる
画面の向こうのオーロラまで─高く高く手を伸ばして
オーロラの幻惑─するような揺らめく光
どこまでも高くへスゥっと消えて─行くような気がした

日頃人が感じている物理のすぐ裏には、
厳重に─守られた世界を動かす目に見えぬ歯車があるのだろう
まるで形どられた世界の奥底の現象を表したようなそん─な景色

top top just─ top, BigTop!

奪われていく光、最後の輝きを映して
きっと明日まで─ときめきを持っていけるようにって
いつか届くはずの夜明けを隠して─
懐かしい場所への帰り道さえ─示さずに
とにかく、あれ─は未来だった。
終焉を迎え─た、永遠─に続く─はずの世界だったのだ。