意味を見つけられないワケ
歌を唄う歌い手から歌をとって、
悲しみかない彼がら悲しみをとって、
その続きを探した。
同じことをしているけれど奥を除けば全く違うこととして扱われる。
悲しみのそばを離れる彼のほころびと、大切なもの一つから遠ざけられた歌い手の失望を重ねてプラマイゼロにと神様は言う。
誰かと誰かでこの世界の平和と平等を訴える。
心二つで帳消しにしようとしたそこを嘆げけるように
証拠まで残して消えていく。
何もかも消すのが筋だと訴えれば、口を閉ざして目を閉ざして心を閉ざして、探す意味。
探したところで見つけることなんて出来ない。
目で見れる意味も耳で聞こえる意味も心で感じる意味も全部見つけることなんて出来ないように自分自身がしている。
其れに気付いた時、ふと目を開ければ涙がこぼれた。
意味を見つけられないワケ