メイシュガール ~魔法少女大戦~

プロローグ

 この世界は一度侵略を受けた。
 僕がまだ九歳の頃だ。ある日突然、僕の街は炎の中に消えた。どこかの国が侵略したのではない。どこかの惑星が地球に侵略してきたからだ。
 その一年後、引っ越した先の街、そこも襲われた。逃げる時間もなく、僕は両親を失い、自分の命も危うくなった。しかし、僕は救われた。僕といくつも年齢の変わらない少女に、魔法少女に。
 僕は彼女を命の恩人と敬い、そして憧れた。彼女のような強い人間になりたい、と。
 両親を失い、保護された僕は孤児院に入るしかなかった。その孤児院は奇跡的に襲われず、僕は終戦までそこで育つことができた。
 これは、僕と恩人である魔法少女が再会して、一緒に歩んだ物語である。

メイシュガール ~魔法少女大戦~

プロローグ部分のみなので短いです。続いて一話前半を投稿します。

メイシュガール ~魔法少女大戦~

タイトルの通りの魔法少女ものですが、出来るだけオリジナルなところがでるように変わった趣向のものになればと思います。

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-08-11

CC BY-NC-ND
原著作者の表示・非営利・改変禁止の条件で、作品の利用を許可します。

CC BY-NC-ND