土砂降り

嗄鳥鳴夏

一頻り 土砂降りの雨の中で走ったんだ
目も当てられないような惨状のせいで
何年後か後で会ったなら笑えるだろうか
今は到底無理だから
尊敬するよ 貴方は偉大だから
だけど僕はなれない 貴方のようには
だからほっといてくれ 好きにさせてくれ

全ては結果論で話がつくから
運が良かっただけ何とでも言えるんだ
実力で社会の階段をかけ登るから
貴方の話はゴミのように聞こえてしまう
どうか僕を許してくれ 貴方のためには
生きれないから 自由にさせてくれ

いつか逆の立場になる時が来るだろうか
その時は相手の気持ちを考えたいものだ
家を飛び出させないように
その時のために金を稼がなければ
どうせなら好きなことをして

甘くない世界は苦苦しい
口に入れたくはない
大人は洗脳されてるから
平気な顔しているけども

土砂降り

土砂降り

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-08-09

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted