2000年

嗄鳥鳴夏

僕が生まれた2000年から
一つ二つ数えると僕の年が増えていく
今は2017年だから 17才
きっと2100年になる頃には
隣には誰も居ない
そして二度と僕として生きれないことを知る

こうやって恵まれた環境で
生きている事さえ忘れた頃に
君は君らしく生きているだろう
何か大切な約束を忘れた頃に
人は自分らしく生きているだろう

眼鏡を外せばぼやけた世界
息を止めれば滲む世界
着実に死へ向かっている

生まれたら待つのは死のみ
単純な始まりと終わりが繰り返される地球で
僕は君より顔や頭や言葉が劣っているとか
本当はどうでもいいのかも知れない
草原で寝転がっていても
それで幸せならいいかも知れない
消えたくないのに消えかかっている存在は
どうしたらいいのだろう
検索が出来る時代分かったつもりでいるけど
本当は分からない 答え探しの人生だ
本当は僕がいてもいなくても
何ら世界には影響がないのかも知れない
皆 頭の中で無意識に創った妄想かも知れない

それならばこうしよう
僕は君達がいる所へ走ろう
寄り道せずに必ず辿り着こう

2000年

2000年

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-08-09

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