不条理

嗄鳥鳴夏

僕らが
世界を生きていく上で
不条理な出来事は多い
様々な
視界から見た答えがあるから
仕方が無いのだが
僕らは
なるべく抗う気持ちを忘れてはいけない
押し潰されぬように
踏ん張らなければいけない

今日 空は雲一つなく青色だった
今日 僕は疲れた 君は楽をしていた
頭の中で考えた言葉
言わずしてゴミ箱に放り
捨てる日々はもう捨てよう
歓声が無くともゴールまで走り抜こう

僕らが
口を膨らましても目つきを悪くしても
不機嫌だと気付かれはしない
相手は
顔を見ていない
遠くの方を見ているのだ
僕らは
間違いは誰にでもあると
妥協してはいけない
自分が正しい時は正しいと
言える口を持つべきだ

時節柄 個性ある人間は相手にされない
季節柄 ご自愛ください 疲れを癒して明日へ
見つめた先の景色
時間とともに古びていく 人間のよう
自分の道があるのなら進んでいこう
定まっていないのなら
立ち止まって 考えるだけではなく
動き回って 社会を学ぶ必要がある

これはこれだと言う偏見の目を持って
生きていくとつまらない人生になるのは
目に見えているから
どうしてこうなるのかと疑いの目を持って
生きていけば答え探しの人生として
謳歌できると思うから

僕らは腐ってはいけない
僕らは待ってはいけない
僕らは負けてはいけない

折角 完成した詩を捨てて
新しく創る時
諦めていた僕に射した一筋の光を
決して逃してはいけない
限られた時間の中で踠き苦しむ
目的を忘れてはいけない
新境地に立つ初めの1歩を恐れてはいけない

君も僕と同じ空の下にいる
死にたくなったら 彼方に彷徨う塵となろう
目の下を黒くしてまで
生きる意味なんて 本当は無いんだから
ただ死ぬ寸前何かを思ってしまったのなら
生きなきゃだめだ 息をしなきゃだめだ
今君が不条理を感じるなら
僕からしたらそれも不条理だから

不条理

不条理

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-08-08

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