何の為に

何の為に生きているのか考えながら生きてる。
ながら勉強みたいに効率が悪いと言われてもやめられない。

まだ、答えを知らない清さに不安が絡まって今を否定する。
ついでに未来まで否定する。
つまらない人生だってその言葉でつまらない人生を否定する。

何の為かなんて分からないけど、何の為に生きていきたいのかはちゃんとある。
そんな風に真っ直ぐに歩めるほど、今ここに何もない。

笑われて、貶されて、それでもちゃんと生きていきたいと思っていたことが消える。
思い一つじゃないも変わらない。
何一つ変わらない。

それを運命だって呼べるほど、立派じゃいられない。
諦めることを諦めて見た空を見上げという行為一つで表して、そこに虚しさを置いてまた時だけが過ぎていく。

何の為に

何の為に

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-08-08

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