再会

ホームに滑り込む列車
急に暗くなって雷雨と風もつれてきた
舞う細かな水滴が顔を濡らす

車内を覗き込む私に
わかったよと
笑顔と身振り

奇遇
33年ぶりの再会

住む所は1万キロの向こうだが
つながっていた継続の思い

大きな声で名を呼ばれ
遠い過去の記憶に直結する

また握手できること
固く握手ができること

時間は乗り越えられる
空間もね

再会

再会

数十年ぶりで友人に会ったときの感動。なんともいえませんね。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-08-01

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