雨宮吾子
櫨色の柔らかい光線が素鼠の橋脚を貫くとき その鋭角が溶けていくように鈍るのを そうして世界の和するのを見ながら 私は今日も生命の有り難さを感じるのです
簡浄、和色
Copyrighted著作権法内での利用のみを許可します。