Now Repeat
将来について現実を考えてみた帰りは
誰もいない広場で
好きな歌を聴いて大の字に寝そべりたい
知り合いに偶然会って咄嗟に挨拶した時は
変じゃなかったか
何度も小声で挨拶を繰り返すよね
誰にも気づかれるはずの無い嘘をついた後は
何故か自信がついて
あたかも自分が格好よく可愛く見える
友達がいじめられていたと噂された時は
真っ先に犯人は自分じゃないか
疑ったり言い訳を考えるよね
僕は君の名前も知らないけど
おおよそ考えてることは全て解るよ
まるで自分のように可哀想で
まるで大人のように立派で
まるで子供のように幼稚な
君のことを殆ど知ってるよ
僕は
同じ星で同じ運命を何度も傍観してきた
もしもの話をしたり
過去に戻りたくなったり
人並みに恥や後悔をしてきたんだ
自分は人と違うことを知ったり
命はいかに尊いか
日の出はどんなに美しいか
友情はいかに脆いか
宇宙はどんなに広いか
この目に映してきた
風邪で学校を1日休んだ次の登校日は
麻痺してる頭の中で
どんな心配の言葉をかけられるか想像してる
夕陽が山にゆっくりと沈み見えなくなったら
憂鬱な夜がやってきて
明日に向かって準備をしなきゃいけないよね
目の前でいつも煩い人が静かだということに
何故か気づいてしまって
普段なんとも思っていないのに心配してる
構ってほしいと言う子供のような人に
構ってあげてる自分って
いつも以上に大人のように感じるよね
僕は君の誕生日も知らないけど
生まれてきたことを祝福をするよ
君は空気のように透き通り
君は父のように頼もしくて
君は母のように優しいのさ
そんな君が生まれてきたことを祝福するよ
僕は
同じ道で同じ人生を何度も達観してきた
夢見がちな話をしたり
未来に行きたくなったり
人並みに謝罪や反省をしてきたんだ
自分は特別な存在じゃないことを知ったり
神がいかに疎いか
涙はどんなに美しいか
愛情はいかに危ないか
街はどんなに狭いか
この目に映してきた
Now Repeat