あの時、私は……
本当の出来事です。
帰り道に、どんどん単語が思いついたので書いてみました。
太陽を浴びる生活を辞めてから
もうすぐ一週間
環境を変えども体調は
良くも悪くもなく
生きるのさえ重荷になっていた
そんな時に、ある男性と出会った
素性も名前も知らない
分かっているのは今後のことを悩んでいるだけ
私と同じだ
歳の差が倍以上もあるから
彼の話を理解するのは難しかった
だから助言なんて出来ない
ゆっくり、ゆっくり頷いた
話し始めて数十分後
楽になったのか
ありがとうと言って
どこかへ行ってしまった
私も、ただ頷いただけなのに
自分の中から何かが消えた
今、ふと思い出しても
不思議な出来事
だけど一週間前に戻れるなら伝えたい
人生なんて、こんなことの繰り返しだ
真剣に考えるより
些細な縁の方が
答えを導いてくれる
でも断定はできないから
かもはつけよう
あの時、私は……