暗い部屋で独り。
泣いてみた。

声を嗄らしながら。

涙の器を空にしながら。

何も考えずに、
ただ我武者羅に、
誰もいない部屋で、
誰も聞いてない所で、
独り。

何の意味も、目的も、
無い。

でも、心のどこかで

泣きたい。

そぉ、思ったから。

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-08-14

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