生き地獄
自分には、文章力?発想力?ありません。趣味の領域からはみ出る自信がありませんので、ご容赦なさり。
朝の動作と騒音へ…さようなら。
一日の始まりは、朝の動作から始まる。鳴り止まない騒音に慌てながらも、自分の上半身を起こし、目を瞑ったまま身体をひねり右腕を伸ばす。上半身の体重を左肘に感じつつ目覚まし時計を死に物狂いで探し、そいつの頭をチョップした。
俺は、目覚まし時計へ向かって文句を言う。
「目覚まし時計は、うるさく鳴くものだ。それは、仕方ない。けれども、君はうるさすぎる。」
言葉を返すはずもない。彼は、目覚まし時計なのだから。そんなことは、わかっているはずなのに眠気を消せない苛立ちからか、八つ当たりをしてしまう。再び眠りにつこうとしたものの扉を叩く音が聞こえてくる。人差し指の第二関節を曲げてつくられた、扉を叩く音。木で造られた扉の向こうで、鍵の擦れる音が聞こえ、薄い扉ごしから、彼女のあきれ顔と合い鍵を探す仕草が想像できる。しばらくして、鍵穴に鉄の塊をいれる音がした。
急いで身体を起こす。全身の体が痛い。昨日は、庭の選定をし夕食を食べてから風呂に入った。
そこまでは、覚えているのにその先が思い出せない。
生き地獄