月日

月日は流れ、
僕も年を取り
あの太陽も年を取る
それが僕にはひどくさみしい
月日が流れ流れてく
やがていつかは終わってしまい
あの太陽も年を取る
忘れた思いの数だけが
僕の心を慰める
そうしてまた二人、いつか会い
いつかは出会っていくだろう。
あの赤い太陽の元、僕らは若い青春を過ごしたね
でも、今夜は、君とこうして飲む一本のワイン
それがいつかは思い出になり、血となり肉となり流れてく
そうして失われた思いでのかずだけ、僕らは歩いていくんだね

月日

月日

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-07-04

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