ガンダムZ 0078五話

ガンダムZ 0078五話

「レオン気にするなよ。」
「はい」
「あの状況じゃ、ああするしか無かった」
あの後俺は敵の要求を呑んだジェラミーにたすけられた。
俺は自分が情けなかった
「それよりレオン次の任務の知らせがきた。」
「次の任務?」
「エゥーゴの連中がジャブローに攻め込むらしい。」
「はあ…。」
「俺たちは降下前後で戦うんだとよ。」
「出来ますかね?」
「やる前に諦めるなよ。」
「そうですね」

ジャブローからさほど遠くないカラバの基地
「すいませ~ん遅れました。」
「すいませんで済むと思うかクレア?」
「思います。」
「怒っていいか?」
「嘘ですよ。」
「話がそれたがクレアの為にもう一度言う。」
「私の名前を強調しなくても…」
「我々は降下してきたティターンズのMSをドダイに乗って
撃墜する。」
「単純ですね。」
「では各自自由時間」

「中佐、さすがに現状の戦力では厳しいですよ。」
「そうだよ」
「そうだよって分かってるなら…」
「だったらエゥーゴにもティターンズにも干渉しなけりゃ良い」
「ですが…」
「アーロン心配するな。私とノイエ・ジールが倒せない敵はいないよ。」
「確かに」
そう、今は厳しいが何の任務も無いから自由に過ごし、
任務が来たらそれをやれば良い。
そんだけの事が分かってないのかアーロンは?
「ユキ中佐、アクシズからの援軍です。」
「そうか、パイロットをもてなして。」
「それが…パイロットは死んでます。」
「!」

ガンダムZ 0078五話

ガンダムZ 0078五話

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-08-13

CC BY-NC-ND
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