怒られた月曜日だったから
本当は、ときどき夢を見ているんだよね。
見つけよう 造ろうね
日が昇ったらいつもアンナの朝
すももの実がなるから
今日も朝がきた
おまえが朝を描いている
ここから見ているもの
おまえが触れられたら
遠い街からの光
笑顔で添うとなりを
作れたら
笑顔に添うとなりを
作れるなら
時間はおまえの隣でこそ
生きている たくさんの人々のなかを
夏が見える
おまえが歩いている
素足が尊く眩しく
時間も 居場所も 人も
なにからもちぎれないまま
手を握っていた
街の灯りがほのかだ
毎晩歩いていた アンナの地上だった
綺麗なほど、とげとげしくて棘だらけ。棘は痛くてめんどうだ。小さくても、地味でも、こんなおれのためにやさしく咲いてくれるんだ。
摘み取ってあげるよ、かわいいよ。
怒られた月曜日だったから
怒られたから仲直りするために書いた。
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