ここが生きているヘヴン
風のない街かもしれない
気持ちだけ 風になればいい 陽射し 朝
砂粒の希望を拾った
何年も 何年も
ずっと生きてきた
一人のように 吹いて落ちていた
やがて
二人でいる雫 あふれる
おまえを拾えたから さずかった日常
海が約束にみえた
大事なものはなんども忘れる
大事が美しい大切になって
なんどでも戻ってくるだろう
待ち焦がれる日が 定めになる
奇跡の日々 恩寵の日々
静けさ
バラ色に陳腐な幸せでなくてもいい
幸せが ゆっくり、ゆっくり 白詰草のように続くなら
ここが生きているヘヴン
生きる意味に
題名はいらない
今日が届いたなら
いつも明日の訪れ
「今日は少しだけどいいことがありました。だから今日は本当にとても幸せな日でした。夜空もかならずきっと元気です。わたしの星座があなたに降りてくると思います」
ここが生きているヘヴン
ハートフルな詩だと感じてくれたらうれしい。
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