campus

僕は何かを得るように
紙に姿形描いて
ここに立っている
長い人生に
行き止まり詰まり
何かを認めなきゃ行けない
何かを信じなきゃいけない
現実に真っ向から立ち向かう

海に反射する日光が僕を指す
世間の目が僕の悪い部分を指す
先生が答えを分からない僕を指す
僕の犯罪者が常識を刺す覆す

何処から何処らへんからどのあたりから
僕は変わってしまったんだろう
目が腐ってしまったんだろう
視界は砂嵐 まともに判断はできているのか
それすら自信を持てずにいる はしたない

何かを選ぶように
僕は広い心を持って
ここに休んでいて
長い悪夢に
息止まり詰まり
何かを攻めなきゃいけない
何かを守らなきゃいけない
現実にやけに抗いたくなって

馬鹿にした言葉を放つ君を刺す
世間の目が背いた所で静かに刺す
僕は答えが分からないまま人を刺す
また犯罪者になり非常識を制すやり直す

何時から何時らへんからいつ辺りから
皆は変わってしまったんだろう
耳が腐ってしまったんだろう
聴界は雑音 まともに聞き分けられるのか
それすら理解出来ずにいる 果てしない

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  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-06-20

Copyrighted
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