Made me summer

清々しい朝が
僕の悪を浄化する
爽やかな風が
僕のことを靡かして
干した洗濯物のように
僕のことを揺らす

風鈴が鳴ると猫があくびをして
僕が笑うと皆に連鎖する
そんな一日を生きる

傘の下で雨を降るのを待つ
じっと踏み締めて
目を閉じると観えてくる
思い出の残った像に踠き
耳を済ますと聴こえてくる
不可思議な世の情に疼く
霞のような未来に
憤りと煩いを患う夏

真っ赤な太陽が
僕の肌を焼き付ける
爽やかな風が
僕のことをくすぐって
子供のように
僕のことを笑わせる

咳をすると部屋に響いて
1人だということを気付かす
そんな一日を捨てる

大人の説教が終わるのを待つ
じっと噛み締めて
口を閉じると言いたくなる
謎の抗う現象に躓き
事を済ますと生まれてくる
無価値の達成感に劈く
霧のような過去に
日照りと揺らぎを引き摺る夏

Made me summer

Made me summer

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-06-20

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