砂漠の旅 まえがき
息をしている限り
生きているという罪は終わらない
生きるという服役で何を償おうとも
あらゆる返しきれない受け取りがある
それを生の罪というのなら
僕は生きている限り
生きている責任を
空に ではなく 誰かに
磨きながら肯定として返したくなる
自身の生の多くをやさしく
他と共にある木々のように
しかし だからこそ
待たなければならないこともある
僕は待っている
まあ
一人で勝手にそう決めただけなんだけど
砂漠の旅 まえがき
息をしている限り
生きているという罪は終わらない
生きるという服役で何を償おうとも
あらゆる返しきれない受け取りがある
それを生の罪というのなら
僕は生きている限り
生きている責任を
空に ではなく 誰かに
磨きながら肯定として返したくなる
自身の生の多くをやさしく
他と共にある木々のように
しかし だからこそ
待たなければならないこともある
僕は待っている
まあ
一人で勝手にそう決めただけなんだけど
砂漠の旅 まえがき