幸せってさ。
日常にある小さな幸せ。
非日常にある大きな幸せ。
幸せには人それぞれ色々な形があります。
幸
幸せにはたくさんの形があります。
日常的なもの、非日常的なもの、小さなものから大きななものまで幅広くあります。
ここで、少し私のお話をさせて頂きます。
つい最近、同じクラスの仲のいい子がクラスの仲の男子と付き合いはじめました。お互い両思いだったのでとても喜ばしい事でした。
だけど、同じクラスの他の女子もその男子に恋をしていました。その子は''おめでとう''とは言ってたけどどこかぎこちなさもありました。それは、そうですよね?好きな子を取られてしまったわけですから。
そんな時に私ふと思ったんです。幸があるから不幸がある。不幸があるから幸があるって。
幸せになった一方で悲しい思いをしてる人がいて、悲しい思いをしてる人がいるから幸せを感じてる人が確かにその空間にはありました。
付き合いはじめた子はあんまり自分の事をガツガツ話すような子ではなかったんです。だけど、恋って言う熱に侵されて冷静さを見失ってしまったみたいなんです。本人はいいのかもしれないですが、周りには良く思ってない人もいるし、傷ついてる人がいるって事を忘れてほしくないんです。
幸せな時ってどうしても周りが見えなくなっちゃうものだし、それが恋って言う熱だと思うけどそんな時こそ周りをしっかり見て考えてほしいなって思いました。''今''しっかり考える事で傷つく人が出ないかもしれないし、丸く収まることがあるかもしれないってことを。
自分の行動で人を傷つけるのは嫌ですからね…。
今と昔 〜昔の私は〜
特に前のお話とは関係無いけど、昔があるから今があるっていう私の話をしようかなと思います。
また私の話でごめんなさい。
私、現在高校3年生だけどかつてイジメに遭っていた。だいたい小3の頃から中3の卒業ぐらいまでの約7年間。通ってた、小学校、中学校はホントいじめの多い学校だった。具体的に言えば、靴隠されたりとか、仲間はずれにされたりとか陰口たたかれたりとか。そんなもんじゃなかったし何度も死を考えた。結局死ねなかったんだけどね〜。
中学生の時なんて、同じ学年の9割は敵だったんだから。
どうして、小3の時にいじめが始まったのかはわからないけど、小3の時にいじめてきてた子に、小5の時に''誰よこんな事したの!''って言われた時は''は?''って思ったよね。だって、2年前に同じ事してたんだから。向こうは私が知ってることに気づいてなかったみたいだけど、、いじめって連鎖するって聞いたことがあるけど、本当の事なんだね。だって、私をいじめてきてた子達が、次の週には他の人からいじめられてたんだから。ホント、連鎖的にいじめが起こって。
いじめが始まって2年くらいは辛いって思いもあったけど、小6になった頃にはそんな思いのかけらも無くなってた。そりゃあ辛いけど、なんか人に対してすっごく冷めてた。またかーって言うより、''この人達ってなにが楽しくってやってるんだろ?''とか''ほっとけばいっかー''みたいな思いしかなくて当時どこにいても誰のことも信じられなかったし、信じるだけの価値ないって思ってた。
だってそうじゃない?
いじめてる奴らは、元々腐ってたけど、私の心も同時に腐って行ってたんだよね。どこに行っても、いい子ちゃん演じて、優しい子演じてそうやって育ってきたのよ。気づいたら素の自分を見失ってたし、誰かを頼ることもできなくなっててそれにも気づけなくてただ、生きてるだけの、いい子ちゃん人形だった。めんどくさかったんだよね。誰かに何かを言う事も、伝える事も、泣く事も、反抗する事も。
どうして私が今も生きてるのかを話させてほしい。最初の方で、小3からいじめられてきたって言ったじゃない?ただただ死にたいって思ってた私を支えてくれるものが、小4の時に出来たんだ。それは''本を読むこと''どうでもいいじゃんって思うかもしれないけど、私からしてみたら、唯一の友達だったし今でも大切な友達なのよ。本は。出会いは小4の時の教室の前が図書室だったっていうだけなんだけど、今の子たちってそんなに本読まないから図書室もほとんど人がいないわけ。だから、教室から逃れたかった私にとっては天国だったの。昼休みになるたんびに、毎日毎日通ったよね。ただ、逃げたくて。魔の手から逃げたくて。当時はホント逃げてただけだったけど、今でもたくさんの本を読んでるしたくさんのことを本から学べてるから良かったのかなって。中学生の時も図書室は逃げ場だったけど。死にたいって気持ちが全て消えるわけでは無かったけど、面白い本も、悲しい本も確かに私のことを励ましてくれてたし、支えてくれてた。だから今の私があるんだと思う。
今と昔 〜今の私は〜
1つ前の章では昔の私のお話をしましたが、今度は今の私の話を聞いていただいてもいいですか?
小3から中学校卒業までいじめられてきた私は誰も知り合いのいない少し遠い高校に入りました。この選択で良かったのかは分からないけど、身近にいた人と更に同じ高校に入るのはどうしても嫌だったので。高校に入学しても、誰かと仲良くするのが怖くてなんとなくな距離感で関わっていた。でも、なにかを変えたいって一心で高1の6月にバイトを始めた。大学生以上しかいなくて不安だったけど、同級生とか1つ年上とかが好きじゃなかったから年上の人たちばかりで逆に気楽にできた。相変わらずいい子ちゃんはしてたけどね。でも、そんな私を見破り、同じ思いを持っていた人に出会った。その出会いは、高2の5月。向こうは社員。こっちはバイト。必然的に顔を合わせる回数は多くなるわけだけど、初対面でもこの人なら大丈夫って思えた。それがなぜだかは今でも分からないけど。先に心を開けたのは私だったのかな?確かね。いつ頃心を開けたのかは忘れたけど気がついたら自分の闇とか病みを話せてたんだよね。驚いたのはいじめられてたことも話せてた。色々事を話していい子ちゃん演じてる事も気づいたはずなのに、なんにも言わなかった。ただ、辛かったね。怖かったねって。同級生に言われたら反抗したくもなりそうだけど、年上の人に言われたからなのかな?あーそう言う思いしてたんだなって感じた。相当心麻痺してたらしくて、人に言われなかったら気がつけなかった。改めて泣かさせてくれた事に感謝かな。1人じゃないんだよ?頼っていいんだよ?ってたくさん言ってくれた。まあ、時には優しさに甘えてるところもあるけどね?でも、そーゆう所もほんと嬉しい。素の自分を出せる人であり、場所だから。甘えかもしれないけど。ありがとうっていくら伝えてもたりないくらい。
小3からイジメられてきて誰かを信じることも、頼ることも、話す事もできなかった私の心を確かに変えてくれたのは貴方でした。
ありがとう。
ー今と昔 完結ー
皆様に伝えたいこと
このとてつもなく駄作を読んでくれた皆様本当にありがとうございました。
この話をあげるかどうかは私だいぶ悩みました。でも、現在もイジメを受けている方、過去にイジメに遭っていた方、そして誰かを信じることができなくなってしまった方たくさんの方に読んでいただけたらと思いあげることにしました。
もし今誰かを傷つけている方が今すぐにでも辞めてあげてください。故意的につけられた傷は一生心に残ります。記憶にも残ります。例え貴方の中には残ってなくても。一生、頭のどこか、心のどこかに残るものなのです。
ここに上げたことが誰かの心に響いていることを私は望みます。
考え方はたくさんあるのであくまでも私の考え方という形で捉えて下さい。
幸せってさ。
幸せは小さなものから大きなものまで、形になふものからならないものまで。たくさんあります。だけど、それと同じように辛い事もたくさんあります。辛い思いをしてる人にたった一言''どうしたの?''って聞いてあげてください。話してはくれないかもしれないけど、その人の心は確実に救われているものです。