炎天下の青少年
暑苦しい日光は瀝青のアスファルトに反射して
青々とした少年 この僕を焼き付ける
目を三角にしてふてくされてみても全く
雨は降らないし 風も吹かない
この季節は一瞬だけ僕に命の終わりを過ぎらせる
けれどこの季節はほんの少しだけ世界に命の始まりを過ぎらせる
炎天の下の青の少年 人は僕をそう呼ぶ
堅苦しい関係は後々のストレスに乱反射して
釈然とした頃合 この汗を踏み躙る
目を真丸にして驚いてみても全く
躊躇はないし 先ずこちらを見ていない
この季節のせいにして全部の悩みを放棄する
けれどこの季節に痛みを与えていると知らぬ間に季節は変わってる
炎天の下の青の少年 肩書きは能書きに過ぎず
重苦しい恋愛は世界中の至る所で反射して
青々とした少年 この目を焼き付ける
口を尖らせて格好付けてみても全く
女子は振り向かないし 相手にされない
この季節は誰かが愛を発達 繁栄して見せてくる
だからこの季節が僕にとって大嫌いでトラウマだと言うまでも無い
炎天下の下の青の少年 僕は僕をそう呼ぶ
愛くるしい君達は脳みその色々な所で乱反射して
青々とした少年 この愛を踏み躙る
口を閉ざして気取ってみても全く
近くに来ないし 存在気配すらない
この季節は妄に夢に空にひたすら想い虚しくなる
だからこの季節を僕に二度と見せないようにして欲しい
炎天下の下の青の少年 走り書きは殴り書きに過ぎず
炎天下の青少年