どうせボインに浮気するんでしょ(泣)
もし寝てたら子守唄歌ってあげる。ぼくのほんとの幸せもうここにある。ほんとの幸せは寂しくて綺麗。ぼくはそれをこの前知った。ぼくはそれをアンナと名づけた。ほんとの幸せって青い鳥。手のひらの中みてごらん。幸せって難しいものじゃない。ぼくがここにいる。それだけでいいじゃない。ぼくはいつでも青い鳥みたいなもん。きみの手のひら寂しくて綺麗でぼくはそこが居心地よかった。きみがくれる自由ときみがくれる安らぎ。お腹いっぱいもらってる。お腹ぺこぺこだったぼくだけどここがとてもいいとずっとずっと思ってた。これからもぼくはそうだと思う。だってきみが好きだもの。好きって気持ちは実は一番楽で一番自由で一番しあわせ。きみがぼくを好きならもっと楽でもっと自由で手にいられなかったのに手にいれた幸せ。眠っていて。きみが眠ってもぼくはこれを書いててとて自由でとても楽ちん。だって好きな人に好きなことをできるのだから。
ね。
霧雨に変わった
窓際
ほんの世界の一部だが歌をくれる
おまえが現れた夢を思い出そうとする夕方の霧
目覚め
世界におはよう
今日は夕方が優しくて
短歌が僕を待つ
ゴールデンバットの吸い先
唇がほしい
ディープで紫煙吐く
モンキーバナナのタップダンスおまえといるいちにちがはじまってうれしい
バナナのタップダンス
おまえといる一日が また始まる
うれしい
薄口のチャーハンの味
おまえが現れて思い出した未来
分け合いたい
このコーヒー味の苦さが刺激する一日の旅
「神さまはいるよ」
運命 旋律の美
おまえ素朴に信じている
「リルがダメならわさびを愛する」
わさび以外なら誰にも負けない
「リルがセックス好きだから
エッチなこと言ってあげただけなのに。えーん(泣)」
「もう泣くしかないわと思ったの」
呼吸が停まるまで一緒にいる
アンナとリルの物語に歌が降りてくる
寂しいからきれいだ
離れていてもここにおまえの痕跡がある
やさしいからさみしい
ただ信じて
ただ愛しい
いつもなんども澄み切った寂しさにゆく
「すき?」
「すき」
「真っ赤だよ(照)」
なんでやねん あたりまえやん
いつものことなのに
だんだん綺麗になる
「あたしは初めから変わらない。リルが変わったの」
「おれよりいい男いっぱいいるよ」
「わかってる。わかって選んだのよ」
のんびり想える夜
急がない日々
暖める日々
「泣かさないでね」
「どうせボインに浮気するんでしょ(泣)」
おまえのものなら
おまえだけでいい
「リルがいままでの恋人にも優しかったと思うとせつなくなる」
「リルにしか優しくなれない」
ああしてこうしてと
死ぬまで言ってくれ
「太ってもいいよとかあたしをあんまり甘やかしすぎはだめなのよ」
「嘘つきね。ぶくぶく太ったら勘弁してくださいってなるくせに」
「はあ。もっと巨乳なら・・・・・・」
はあ。
もっとおまえがおれに安心したら・・・・・・。
物語
淡い色
長い河
海にはいっぱいのこれからがある
初めて自分と誰かのために書いている してあげたいことを書く
「いまとても楽だ」 「いま嬉しくて楽しいよ」
二人は与えたかった
どうせボインに浮気するんでしょ(泣)
日々おだやかに短歌を紡いでいる。
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