美女

高菜わさび


 ふと、オープンカフェにいた美女と目があった。
 「ふっふっ」
 意味深な笑みを浮かべる。
 「…お前、先に帰ってて」
 「豆腐さんも、後で来てくださいね」
 少々豆腐の様子がおかしかったような気がするが、そのまま私は家に帰った。

 数時間後。

 「ただいま」
 帰ってきたのは、穴だらけの豆腐。
 「豆腐さん、どうしたんですか?ネズミにでもやられたんですか?」
 「ちょっとな」
 「ちょっとじゃないですよ」
 

 「私は食べたいときに、豆腐を食べるの」
 それが豆食系女子。

美女

美女

  • 小説
  • 掌編
  • コメディ
  • 全年齢対象
更新日
登録日

CC BY-NC-SA
原著作者の表示・非営利・CCライセンス継承の条件で、作品の利用を許可します。

CC BY-NC-SA