草の上
俳句 四季枕
木の枝で紅白合戦包み花
炎天の影の落つるは白肌の
目を刺すは雲なき青に銀杏の葉
空風の遠くに走るランプの灯
俳句 音沙汰
坂道の斜陽を浴びる通学帽
冬籠り電球切れて闇籠り
和歌 逍遥遊
灯火の明石の沖を眺むるを夢とは知らで堕つる我が身か
朝のくる日暮すれどぬばたまのくろに恋しきしののめのあか
草の上
木の枝で紅白合戦包み花
炎天の影の落つるは白肌の
目を刺すは雲なき青に銀杏の葉
空風の遠くに走るランプの灯
坂道の斜陽を浴びる通学帽
冬籠り電球切れて闇籠り
灯火の明石の沖を眺むるを夢とは知らで堕つる我が身か
朝のくる日暮すれどぬばたまのくろに恋しきしののめのあか
草の上